国民年金保険料のポイント還元率はどこがお得?住信SBIデビット(Vポイント支店)で1.5%還元を確認した結果

フリーランスや個人事業主にとって、まとまった固定費の支出となるのが「国民年金保険料」です。

少しでも支払額を抑えるために前納を選択される方も多いと思いますが、気になるのは「どのクレジットカードやデビットカードで支払うのが一番ポイント還元率が高いのか」という点ではないでしょうか。

昨今、多くのカードにおいて「公共料金や保険料の支払いはポイント還元対象外、または還元率ダウン(0.3%等)」という改悪が進んでいます。

これまで私は国民年金の支払いにエポスカード(ゴールド)を利用していましたが、制度の変更に伴い、決済先を住信SBIネット銀行(Vポイント支店)のデビットカード(以下、VNEOBANK デビットと記す)へ変更しました。

実際に4月に決済が行われ、5月中旬に予定通り満額のポイントが付与されていることを確認できましたので、事前の設定を含めた一連の流れをまとめます。

目次

エポスカードの改悪

これまでの国民年金保険料の支払いは、「前納割引」を利用した上で、以下の形でエポスカード決済を行っていました。

  • エポスゴールドカードの「選べるポイントアップショップ」に国民年金保険料を登録し、1.5%還元で決済

しかし、エポスカードの仕様変更により、選べるポイントアップショップのポイント還元率自体が1.5%から1.0%へと変更(引き下げ)になってしまいました。

登録を続けていても1.0%還元へダウンしてしまうため、高額な決済が発生する身としては、0.5%の差は見過ごせません。
そこで、新たな乗り換え先として注目したのがVNEOBANK デビットでした。

VNEOBANK デビットを選んだ理由

VNEOBANK デビットは、公式に「いつでも・どこでも1.5%還元」を掲げているのが特徴です。

ここで注意すべきなのは、住信SBIネット銀行の「他支店」では、年金や公共料金・税金の還元率は0.3%に制限されるいる点です。

しかし、Vポイント支店の規約を細かく確認したところ、現時点では年金支払いによる還元率ダウンの対象外(=1.5%が維持される)と読み取れました。

仕様通りであれば1.5%還元になるはずですので、国民年金保険料の支払いをエポスカードから住信SBI Vポイント支店のデビットカードに変更して、試してみることにしました。

支払い先カード(エポスからVNEOBANK デビット)の変更

国民年金保険料の支払いに使うカードを変更するためには、事前に年金事務所へ書類を提出する必要があります。
変更の流れは以下の通りです。

1. 必要書類のダウンロード

日本年金機構のホームページから「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」をダウンロードして印刷します。(近くの年金事務所の窓口でもらうことも可能です)

2. 必要事項の記入

書類に自身の「基礎年金番号」や住所、氏名などの必要事項を記入します。

そして、新しく支払い先に指定するVNEOBANK デビットのカード番号や有効期限など記入します。

※デビットカードですが、クレジットカードと同じ扱いで登録が可能です。

3. 年金事務所へ郵送または持参

記入した申出書を、年金事務所へ郵送(または窓口へ持参)します。

⚠️ 変更手続きのタイミングに注意

クレジットカード納付の承認手続きには通常1〜2ヶ月程度かかります。
特に「2年前納」や「1年前納」のタイミング(4月引き落とし)に間に合わせたい場合は、1月末頃までには書類が年金事務所に届くように提出しておいた方が良いですしょう。

年金事務所にて変更手続きが完了すると、「国民年金保険料クレジットカード納付開始(変更)・納付額通知書」というハガキが届きます。

【重要】決済前の必須準備:利用限度額の引き上げ設定

VNEOBANK デビットを使ってまとまった国民年金保険料の決済を行うにあたり、やっておくべき事前の手続きがあります。それが「利用限度額の設定変更」です。

VNEOBANK デビットの利用限度額は、初期設定は以下のとおりとなっています。
そのため、口座に十分な残高があっても、限度額に引っかかって決済エラーになってしまうケースがあります。

引き落とし日までに、必ずアプリから以下の設定を確認・変更しておきましょう。

限度額の変更手順

  1. 「V NEOBANK」アプリにログイン
  2. 「デビット」を選択
  3. デビット管理にて「ご利用限度額設定」を選択
  4. 「1回あたり」、「1日あたり」、「1ヶ月あたり」の国内ショッピング利用限度額を、年金の支払額以上に引き上げる
  5. 限度額を変更後、「確認する」を選択
  6. 変更内容を確認し、「確定する」を選択して設定完了

この手続きを事前に済ませ、口座に必要資金を入金しておきましょう。

VNEOBANK デビットカードでの支払い

V NEOBANKアプリからデビットカードの利用明細を確認したところ、国民年金保険料の支払いが無事に完了していることが確認できました。

デビットカード明細(支払金額は、2年前納の割引適用、付加年金保険料含む)

ポイント付与結果

V NEOBANKアプリのVポイント照会から、付与されたポイントを反映される5月中旬に確認したところ、結果は以下の通りでした。

  • 付与ポイント:6,416ポイント (427,760円 × 1.5%)

他支店のような制限を受けることなく、公式の仕様通りに一律1.5%還元がそのまま国民年金保険料の支払いにも適用されていることが、実際の明細で確認できました。

まとめ

クレジットカードのポイント改悪が相次ぐ中、VNEOBANK デビットの「どこでも1.5%」は、国民年金保険料の支払いにおいても有効であることが分かりました。

事前の「利用限度額の引き上げ」さえ忘れずに行えば、「前納割引」と「1.5%のポイント還元」を二重で確実に受け取る方法として非常に合理的です。

エポスカードの「選べるポイントアップショップ」の還元率引き下げに伴い、次のお得な支払い方法や乗り換え先を探している方にとって、このVNEOBANK デビットは確実な選択肢になると言えます。

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