「配当金で月5万円の収入を得る」という目標を立てた理由と、それを実現するための高配当株投資の基本方針、そして現在の保有銘柄を公開します!
目標達成にはまだ至っていませんが、少しずつ着実に前進している過程を共有することで、同じ目標を目指す方々にとって参考になれば嬉しいです。
これから投資を始めたい方や、配当収入を増やしたいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください!
配当金月5万円を目指す理由
高配当株投資の魅力
安定した収入源を確保できる
高配当株投資の最大の魅力は、定期的な配当金を得ることができる点です。
配当金は企業の利益から分配されるため、株価の変動とは関係なく、安定的な収入源を確保できます。
特に、成熟した企業や財務基盤がしっかりしている企業は、景気に左右されずに安定した配当を出すことが多いため、長期的に安心して投資が可能です。
心理的な安心感
株価が下落した場合でも、配当金を継続的に受け取ることで心理的な安心感を得られます。
配当金収入があることで、株価の短期的な変動に影響されにくく、長期保有をしやすくなります。
生活費や趣味への活用が可能
定期的な配当金を副収入として利用することで、生活費や趣味に充てたり、旅行や特別な買い物を楽しんだりできます。
目標金額に達すれば、経済的自由の実現も夢ではありません。
配当金月5万円が私の目標になった理由とは?
事業所得以外の収入源がほしい
私は2022年に会社を退職し、現在、フリーランス(個人事業主)として企業と業務委託契約を結んで仕事をしています。
会社員の時と違って、フリーランスになると収入が不安定になります。
クライアントとの契約期間や案件の状況によって収入が変動します。
さらに、体調を崩したり、急な休養が必要になった場合、収入が途絶えるリスクもあります。
そんな中で、事業所得以外の安定した収入源を確保したいという思いが強くなりました。
月々安定的に配当金を受け取ることができる仕組みを作れば、フリーランスの収入が不安定なときでも生活の安定感を保てると考えたのです。
経済的自由への一歩を踏み出したかった
配当金月5万円という目標を掲げたもう一つの理由は、経済的自由を目指す第一歩としての意義です。
月5万円の配当金は、日常的な収支に大きな影響を与える金額ではありませんが、それでも自由に使えるお金が増えることは確かです。
このような定期的な収入源があれば、もし急な支出が発生しても対応しやすく、精神的にも安心感が増します。
配当金で得られる満足感と楽しみ
高配当株投資の面白さにも惹かれました。
定期的に届く配当金を見ることで、自分の投資が実を結んでいるという実感が得られます。
株式市場で株価が上がったり下がったりする中でも、配当金は安定的に受け取ることができ、その瞬間瞬間に達成感を感じられるのが魅力です。
月5万円を目指すことで、投資の楽しさがさらに増しました。
安定した配当金を得るための投資戦略:高配当株投資の基本方針
インデックス投資(S&P500,Nasdaq100)は2020年から行っていますが、今後は高配当株投資の割合を増やしていく予定です。
インデックス投資:高配当株投資=1:2 程度を考えています。
日本株と米国株の両方に投資する
日本株と米国株に分散投資することは、リスク管理と安定した配当金収入を得るためです。
米国株のみの投資では為替の影響を避けられません。
円高が進行すると、米国株から得られる配当金は円換算で減少してしまう可能性があります。
そのため、為替リスクを分散するために、日本株と米国株の両方に投資するにしました。
日本の高配当株は個別株を購入
投資信託やETFではなはく個別株
個別株での投資を選ぶ理由は、日本の高配当投資信託やETFが景気敏感株に偏っていることが多いためです。
景気の変動に強く影響される企業が多く含まれているため、景気後退時に配当金が減少するリスクが高くなります。
一方で、個別株に投資することで、企業ごとの選定基準を細かく設定でき、安定した配当を支払う企業を中心にポートフォリオを組むことができると考えています。
50銘柄以上に分散!ディフェンシブ株>景気敏感株
高配当株投資において、分散投資は非常に重要です。
私は、50銘柄以上に分散することで、特定の企業のリスクに依存せず、より安定的な配当収入を得ることを目指しています。
分散投資を行うことで、どれか一つの銘柄が不調でも、他の銘柄でカバーできるため、リスクを低減することができます。
さらに、ディフェンシブ株に重点を置いています。
ディフェンシブ株とは、経済の景気変動に左右されにくい企業の株で、食料品、情報通信、サービス業などの分野に多く見られます。
これらの企業は、景気が悪化しても安定した収益を上げやすいため、配当金が安定しています。
一方で、景気敏感株は、景気が良い時には急成長が期待できる一方で、景気後退時には業績が大きく影響を受けやすいため、配当金が減少するリスクがあります。
特に高配当株投資においては、景気の影響を受けにくいディフェンシブ株を多く組み込むことが、安定した配当金収入を得るために重要だと考えています。
割安になった時にコツコツ購入
高配当株投資において、割安なタイミングで購入することは非常に重要です。
株価が割安になるタイミングを見極めて購入することで、将来のリターンを最大化することができます。
特に、株価が市場の動きや短期的なネガティブなニュースによって一時的に下がった際には、割安な価格で購入するチャンスです。
割安な価格の判断は、主に配当利回りを基準にしています。
自分が購入したいと思う利回りの水準に達した時に、購入を検討します。
ただし、目標利回りに達した場合でも、予定金額のすべてを一度に投入するのではなく、単元未満株で少しずつ購入しています。
この方法により、リスクを分散しながら、長期的に安定した投資を続けたいと思います。
米国の高配当株は、SCHDに投資
2024年12月18日に「SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)」へ初期投資として50万円を投資しました。
今後は、このファンドに毎月10万円を積み立て、安定的な配当収入を得ることを目指します。
「SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)」については、以下で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひご覧ください。

保有銘柄

日本株/REIT
景気の影響を受ける株式の割合は、景気敏感株:49.5%、ディフェンシブ株:43.1%、中立:7.4% となっています。


NTT以外は単元未満株です。
トランプ関税ショックによる株価の急落時は、いつもより多めに買い増しを行いました。
2025年に入ってから4月11日までのあいだで、日本の高配当株を約94万円分買い増しています。
少しずつではありますが、着実にポートフォリオが育ってきているのを実感しています。
今後の下落局面にも備えて、追加投資ができるよう資金を確保しつつ、焦らず堅実に買い進めていきたいと思います。
評価額 | 取得額 | 評価損益 | (税引き後) | 簿価利回り|
2024年12月31日 時点 | 1,609,393円 | 1,453,176円 | +156,217円 | 年利4.30% |
2025年4月11日 時点 | 2,540,665円 | 2,397,483円 | +143,182円 | 年利4.28% |
トランプ関税ショックによる株価急落を通じて、あらためてディフェンシブ銘柄の重要性を実感しました。
私の保有銘柄の中では、食料品セクターのアサヒやキリンホールディングス、小売セクターのサンドラッグ、情報通信セクターの朝日ネットが比較的下落に強く、特にサンドラッグはトランプ関税ショック前より株価は上昇しています。
米国株
評価額 452,769円
取得額 433,471円
評価損益 +19,298円 (2025年4月11日時点)
簿価利回り:年利2.51%(税引き後)
iシェアーズ コア 米国高配当株 ETF(HDV) | SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF(SPYD) |
バンガード 米国高配当株式ETF(VYM) | コカ・コーラ(KO) |



コカ・コーラは、初めて購入した米国の個別株であり、記念として1株だけ保有しています。
配当金額
日本株と米国株を合わせた配当金の見込み額は、以下の通りです。
年間配当金 | 月平均 | 達成度 | |
2024年12月31日時点 | 80,954円 | 6,746円 | 13.5% |
2025年4月11日時点 | 113,797円 | 9,483円 | 18.9% |
月5万円の配当金収入には、まだまだ時間がかかるかもしれませんが、焦らず一歩一歩コツコツと積み上げていこうと考えています。
インデックス投資と高配当株投資のバランスを取りながら、長期的に安定した収入を得るための基盤をしっかりと築いていきます。
投資の道は一朝一夕ではありませんが、地道な努力が必ず実を結ぶと信じて、着実に前進していきます。
まとめ
私の高配当株の投資戦略と保有銘柄を紹介しました。
日本株と米国株に分散投資し、高配当株で安定した配当収入を得ることを目指しています。
今後は、インデックス投資と高配当株投資の割合を調整し、より効率的に収益を増やしていく計画です。
まだ月5万円の配当金には到達していませんが、着実に進捗しており、引き続きコツコツと積み上げていきたいと考えています。
この戦略が、同じ目標を持つ皆さんの参考になれば嬉しいです。



